レッドウィングの創始者ベックマンの情熱は、ブーツ作りに一番大切な『革』の加工からも見ることができる。
今でも皮革は、なめし工場へ運搬する前に塩漬けにする。そして、なめす前に塩抜きを行うというやり方が一般的だ。実際、日本に輸送されるなめし革は、たいてい塩漬けにされて送られてくる。しかし、塩抜きは革にとって負担のかかる作業である。
20世紀初頭のアメリカ国内でも、革は塩漬けにされたものを使わざるを得なかった。しかし、レッドウィング社はあくまでも素材にこだわり、それを新鮮なまま使用するため、死後2〜5時間の間に処理する『フレッシュハイド製法』を創業当時から採用している。非常に手間のかかるやり方だが、しなやかで丈夫な革になめすことができるのだ。ベックマンの素材に対するこだわりと信念が感じられる。
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